出羽の冨士

出羽の冨士


会社名 株式会社佐藤酒造店
創業 1907年(明治40年)
所在地 〒015-0404
秋田県由利本荘市矢島町七日町26番地
電話 0184-55-3010
HP http://www.dewanofuji.co.jp/
見学情報 製造場見学:可(要予約)
蔵元直売所 8:00 ~ 17:00 不定休

秋田の酒でカンパイ!2020 出品酒情報

酒種 純米吟醸
原料米 秋田県産 美山錦
精米歩合 60%
アルコール度 16%
日本酒度 非公開
酸度 非公開
アミノ酸度 非公開
使用酵母 非公開
醸造年度 令和1酒造年度
仕込み水の硬さ 軟水
保存方法 日の当たらない涼しい場所

伝統の味を守りつつも、新たな味への挑戦にも余念のない当社が生み出した、新しい味の純米吟醸。ベースとなるのは、伝統的製法により、職人気質の蔵人が労力を惜しまず丹精込めて造った麹。そこに、当社敷地内の井戸から採れた当社自慢の仕込み水と、複数の酵母を駆使して、新しい味わいの酒を造りました。

佐藤酒造店の歴史

明治40年、鳥海山の麓、由利本荘市矢島町に初代佐藤久吉氏が創業した蔵元、佐藤酒造店。雪深く清浄な気候風土であるこの地は、酒造りの好適地として知られています。代表作「出羽の冨士」は、「出羽の国」と呼ばれたこの地域にそびえる名山「鳥海山」を、その秀麗な山容から「出羽の冨士」と称したことから名付けられました。そのまろやかな味わいと芳醇な香りから地元矢島町で愛され続ける銘酒です。

酒蔵の特徴

古くから酒造りで用いられる器具が随所でみられ、そのどれもが丁寧に手入れされており、至るところに永き歴史を感じられる酒蔵です。湧き出る鳥海山の伏流水の清らかさが蔵全体を包み込み、凛とした静けさの中で黙々と酒造りと向き合い続ける蔵人たちの熱気が漂います。この土地で人々に愛され、共に歩んできた歴史を感じることができる蔵です。

敷地内の井戸から湧き出る鳥海山からの清浄な伏流水

酒造りに欠かせない物としてお米が真っ先に思い浮かぶ人も少なくないと思います。しかし、お酒の構成要素の大半は水分が占めます。弊社では、敷地内に何か所も井戸があり、いずれも優れた水質を誇っております。お客様の口に直接・間接に触れるものであるため、お酒の仕込み水としては勿論のこと、タンクやヤブタ等の器具も洗浄後に必ず仕込み水ですすぎます。「名水あるところに酒蔵あり」です。当社の井戸は、弊社にとって貴重な財産の一つです。この井戸水で仕込んだお酒を一人でも多くのお客様にご賞味頂けたらと思います。


佐藤酒造店の酒造り

蔵の一角にある井戸から湧き出る鳥海山の伏流水が佐藤酒造店の酒造りには欠かせません。その清らかな水がもたらす、良好な口当たりが特徴です。生産されたお酒は、地元でそのほとんどが消費され、他の地域ではなかなか手に入りにくい貴重な地酒です。

経験豊富な熟練の職人と、新しい息吹を吹き込んでくれる意欲あふれる新人

 当社には、60歳代の蔵人と30歳代の蔵人の、合わせて6人の蔵人がおります。加えて、繁忙期には退職した元従業員が応援に駆けつけてくれます。ちょうど今、世代交代の時期ですが、ベテランの蔵人はあと数年でいったん退職してしまうため、新人教育に大忙しです。ベテラン蔵人の熱心な指導に、新人蔵人もそれに応え、熱心に学び修練に努めています。人材は貴重な宝です。人材不足で廃業する企業も少なくない中、会社の存続・発展、ひいては酒造業界の更なる発展のため、会社総出で力を振り絞りたいと考えております。


杜氏紹介 小番 力(こつがい つとむ)

酒造歴30年の小番力杜氏に、杜氏はじめ蔵人の酒造りに対する姿勢を聞きました。

『良い酒を造るために欠かせないものは、やはり蔵人たちのチームワークだと思います。当然のことですが、蔵人がひとつになって酒造りをしないと良い酒はできない。そんな環境作りこそが、何よりも大事なことだと思いますね。そして、佐藤酒造店の酒を飲んでくれる方々の声に耳を傾け、求めている酒を追求すること。基本的な製造方法が変わることはありませんが、毎年少しずつ変化を加えていますよ』

※小番 力 杜氏プロフィール
昭和51年より佐藤酒造店にて酒造りに携わる。平成6年より現職。


蔵人紹介

製造課 SNS担当渋谷志麻さん

佐藤酒造店について教えてください。
酒蔵というと、まだまだ「男社会」といったイメージが強いと思いますが、弊社は「蔵人の半数がママ(=女性)」というちょっと珍しい酒蔵です!そして、社長や先輩方は、良い意味で私たち新人蔵人を「新人扱い」しません。私たち新人の意見にちゃんと耳を傾けてくれ、「挑戦してみたい!」「学びたい!」を応援してくれます。すごく恵まれた環境だと思っています。
出羽の冨士はどんなお酒ですか?
食事のジャマにならない優しい果実香、ホッと落ち着くまろやかな口当たり、飽きの来ない素朴でほのぼのとした味わい、それでいて力強いお米の旨味を感じられるお酒です。
秋田の好きなところを教えてください。
私は昔からそそっかしいところがあり、過去に何度か財布や携帯電話などを外出先で紛失していますが、今まですべて無事に戻って来ています。秋田には、とても親切な人が多いなぁと感じています。
好きな酒米を教えてください。
秋田酒こまち。 まず、名前が好きです。笑 弊社の酒造りに於いて使用頻度は高くありませんが、こちらを用いて醸した弊社商品「純米大吟醸 こまちデュオ」は、甘くフルーティーな香りにしっかりとしたお米の旨味が感じられ、口当たりはまろやか、濃醇かつキレが良く、バランスの取れたお酒に仕上がっています。
おすすめの自社商品を教えてください。
R1醸造年度酒から始めた、「ママ蔵人シリーズ」です!私たち、新人ママ蔵人が「造って楽しい、見て楽しい、飲んで楽しいお酒」のコンセプトの下、酒造りから瓶詰め、ラベルデザイン、宣伝活動、配達まですべての工程に一貫して携わってきた商品たちで、とても思い入れ深いシリーズとなっております。
最後にファンの方に一言お願いします。
弊社は現在、大きな転換期を迎えています。昨年おととし入社した私たちママ蔵人3名を除く従業員は、全員が数年以内に定年を迎えます。私たちには、それまでに覚えなければならないことが山ほどあり、「難しいなぁ。」「大変だなぁ。」と思うことも多々あります。でも、私はそんな気持ちも含めて、今は自分たちが造ったお酒を自分たちで瓶に詰め、自分たちがデザインしたラベルを貼って、自分たちで届け、直接お客様の声が聞けるこの仕事が、「しったげ楽しい!」です。「楽しい気持ち」って、周りの人にも伝染すると思うんです。佐藤酒造店は、これからもどんどん「楽しい!」の輪を拡げていきたいと思っています。応援、よろしくお願いいたします!

1分PR動画