刈穂


会社名 | 刈穂酒造株式会社 |
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創業 | 1913年(大正2年) |
所在地 | 〒019-1701 秋田県大仙市神宮寺字神宮寺275 |
電話 | 0187-72-2311 |
HP | http://www.igeta.jp/ |
見学情報 | 製造場見学:業界関係者の方のみ |
蔵元直売所 | 無 |
秋田の酒でカンパイ!2020 出品酒情報

酒種 | 純米大吟醸 |
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原料米 | 秋田県産 秋田酒こまち |
精米歩合 | 45% |
アルコール度 | 16% |
日本酒度 | -2.0 |
酸度 | 1.4 |
アミノ酸度 | 1.2 |
使用酵母 | M310 |
醸造年度 | 令和1酒造年度 |
仕込み水の硬さ | 中硬水 |
保存方法 | 要冷蔵 |
大仙市で契約栽培した秋田酒こまちで仕込んだ純米大吟醸。出品酒レベルで醸造した限定酒を本企画にて放出いたします!
刈穂酒造の歴史
当社は1913年(大正2年)、出羽鶴酒造の創業者である伊藤恭之助が地元有志と共に秋田県神宮寺町(現・大仙市)にて創業しました。「刈穂」の酒名は、百人一首の最初の歌としても知られている『秋の田のかりほの庵のとまをあらみ わが衣手は露にぬれつつ』に由来します。仙北平野で産出される高品質の酒米と、蔵敷地内に湧き出る独特の中硬水を活かし、力強い味わいの辛口のお酒を醸造しております。
伝統と革新の融合
刈穂の酒造りは蔵伝統の山廃仕込みにベースがあります。伝統的な山廃は天然の乳酸菌のはたらきと酵母によって低温長期醗酵を行い、多様な味成分とキメ細やかな旨味を生み出します。刈穂酒造では酒母において適切な温度管理と微生物管理により、乳酸菌に頼りすぎずに丁寧な醗酵をすすめ、クリアでありながら深い味わいを持つ日本酒を醸造しております。
全量酒槽(さかふね)しぼり
刈穂の酒造りの最後を締めるのが伝統の酒槽(さかふね)しぼりです。酒槽しぼりは非常に手間がかかるため、造られるすべての酒を槽でしぼる蔵は全国的にも稀です。蔵に現存する6台の槽で、無理な圧力をかけられずに丁寧にしぼられた酒は、刈穂の特徴で力強い味わいと香味のキメ細やかなバランスを保ちながら貯蔵され、出荷されます。
蔵人紹介
酛屋奥山大輝さん

- 刈穂の特徴を教えてください。
- 山廃仕込み、槽搾りと伝統の技法をしっかり継承し、非常に丁寧な酒造りを心がけています。当社の山廃仕込みは非常に繊細で優しい味わいなので、山廃のお酒が苦手だなと思う方でも飲めるのが特徴です。
- 酒造りの現場はどのような雰囲気ですか?
- 全員が地元出身者ということもあり、チームワーク良く、真剣に、楽しく、面白くお酒造りに取り組んでいます!
- おすすめのお酒はありますか?
- 「刈穂 純米新酒 あらばしり」ワイルドな中にあるフルーティさがたまらないお酒です。季節限定酒なので、お見逃しなく!
- 好きなプロ野球球団は?
- 東北楽天ゴールデンイーグルス!地元・東北のチームで、小学生のころから仙台のホームグラウンドに応援に行っていました。
- 最後にファンの皆様に一言お願いします。
- 刈穂酒造は伝統的な酒のイメージが強い酒蔵だと思いますが、現在は20代~30代の蔵人も多く、代替わりした杜氏のもとで新しい造りにも挑戦しています。これからの刈穂の酒にぜひ期待していてください!